インフルエンザについて
インフルエンザの流行期前に接種するのが理想的です。
接種後、効果発現まで2週間を要し、1回の接種による持続効果は5ヶ月程度です。
13歳以上は1回接種、13歳未満は2回接種が必要です。
2回目は2〜4週間の間隔を空けてください。
予約
- 接種は予約制となっております。ワクチン入荷の状況によって当日接種も可能です。
- ご予約は受付・WEB予約・LINE予約にてお願いいたします。
費用
- 川崎市内にお住まいの方、川崎市外にお住まいの方
2,900円(税込み)
*13歳未満の方は、2回接種となります。
4週間後の2回目接種は、1回目接種時に予約をとらせて頂きます。
*公費の方(65歳以上で川崎市にお住まいの方)は、令和7年度より受付開始となります。
- 予防接種の詳細については、川崎市役所HPでご確認ください。
新型コロナワクチンについて
新型コロナウイルスに感染した場合の入院や死亡等の重症化を予防できます。
*任意接種(定期接種の対象外の方、定期接種の方で接種期間外の方)
費用:全額自己負担
*公費の予防接種は、令和7年度より受付開始となります
成人の予防接種(インフルエンザワクチン、新型コロナワクチン以外)
接種希望の方
- 当クリニックにワクチンの在庫はありません。
- 各の薬品を取り寄せ準備が整い次第、接種可能となります。
- 接種希望の方は、診察予約をとって来院して下さい。
直接来院しても可能ですが、お待ちいただくことがあります。
ご了承ください。 - 予約をいただいた日にお支払いとなります。ご了承ください。
肺炎球菌ワクチンについて
対象:接種日が65歳になる方、60〜64歳で条件を満たす方
(この対象以外の方、または、対象ではあるが2回目接種の方は、任意接種となり全額自己負担となります)
対象者には予防接種予診票を送付し、市が費用の一部を助成します(初回のみ)。
1回の接種で5年程度免疫が持続するとされています。
インフルエンザワクチンと併せて接種すると効果的です。
ワクチンの種類により2回目を5年以上あける(ニューモバックスNP)と、1回で終了(プレベナー)があります。
※公費の接種は、令和7年2月以降に予約可能となります
帯状疱疹ワクチンについて
50歳以上が対象となります。
帯状疱疹は疲労、ストレス、免疫力低下(糖尿病、がん等)で発症しやすくなります
ワクチンは帯状疱疹の発症を予防するための選択肢のひとつです。
ワクチンの種類により1回(ビケン)と2回(シングリックス)があります。
RSウイルスワクチンについて
60歳以上が対象です。
基礎疾患に喘息・慢性閉塞性肺疾患(COPD)のある患者さんは対象です。
接種費用: | ||
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商品名 | アレックスビー筋注用 | アブリスボ®筋注用 |
ワクチンの種類 | 不活化ワクチン | 不活化ワクチン |
定期/任意 | 任意接種・60歳以上の成人 | 任意接種・妊娠24〜36週の妊婦・60歳以上の成人 |
接種回数 | 1回 | 1回 |
アレックスビー筋注用について(独立行政公人医薬品医療機器総合機構)
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて
対象年齢:
*公費:小学6年生(12歳)相当〜高校1年生(16歳)相当
*自費:男性:〜26歳頃(各自治体を確認してください)
ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がん、中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマの発症予防となります
ワクチンの種類:シルガード(9価)、ガーダシル(4価)、サーバリックス(2価)
シルガード:1回目接種を15歳未満で受ける場合→2回接種、1回目接種を15歳以上で受ける場合→3回接種
ガーダシル、サーバリックス:3回接種
*原則、同種類のワクチンで接種
接種費用:無料
川崎市外の方は接種当日は全額自己負担となります
男性:ガーダシルのみ(3回接種) 全額自己負担(合計50,000〜60,000円)
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症(子宮頸がんワクチン)の予防接種について
※公費接種は、令和7年2月以降に予約可能となります
風疹
追加ワクチン接種
対象:男性 昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日までの出生
MRワクチン接種希望者は、風疹抗体検査(無料)を受診してください。
結果によりワクチン接種を行います。
*公費による接種は、令和7年2月以降に予約可能となります
任意接種
風疹ウイルスによる感染予防となります。
特に、これから妊娠する可能性がある方やそのご家族の方は、先天性風疹症候群発症予防のためにも接種を推奨します。
ワクチンの接種履歴又は抗体の確認履歴を確認しご検討ください。
検査方法と判定基準
- 十分な免疫があると考えられる「基準抗体価」は「陽性値」とはことなります。
- 基準以上であれば原則としてワクチン接種は不要です。
- 女性はワクチン接種後2ヶ月間は妊娠を避けてください。
横にスクロールします。
検査方法 | 基準抗体価 | 所要日数 | |
---|---|---|---|
麻疹 | EIA法 | 16.0以上 | 4~6 |
PA法 | 256以上 | 5~9 | |
HI法 | 8倍以上 | 4~5 | |
風疹 | EIA法 | 8.0以上 | 4~6 |
HI法 | 32倍以上 | 2~3 | |
水痘 | EIA法 | 4.0以上 | 4~6 |
IAHA法 | 8倍以上 | 5~10 | |
流行性耳下腺炎 | EIA法 | 4.0以上 | 4~6 |
NT法 | 4倍以上 | 11~17 | |
HI法 | 8倍以上 | 4~8 | |
B型肝炎 | HBs抗体 | 10mlU/ml以上 |
*医療従事者や感染の危険性が高い場合はEIA法での測定が推奨されます。
書類に書かれている検査方法をご確認ください。
*風疹以外のHI法は感度が低く、免役があっても陰性になることがあります。
*風疹のHI法:男性は16倍以上、女性は32倍以上が推奨されます。
スケジュールと料金(13歳以上)
横方向にスクロールします。
種別 | 接種回数 | 1回目 | 1週 | 2週 | 3週 | 4週 | 5週 | 6週 | 7週 | 8週 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | ||
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インフルエンザ | 不活化 | 1 | * | 65歳以上公費 | ||||||||||
新型コロナワクチン | mRNA | 1 | * | 65歳以上公費 | ||||||||||
肺炎球菌 | 不活化 | 1 | * | 65歳以上公費 | ||||||||||
不活化 | 1 | * | ||||||||||||
帯状疱疹 | 不活化 | 2 | * | 2回目 | 50歳以上 | |||||||||
生 | 1 | * | 50歳以上 | |||||||||||
RSウイルス | 不活化 | 1 | * | 60歳以上 | ||||||||||
60歳以上 | ||||||||||||||
MR(麻疹風疹) | 生 | 1 | * | |||||||||||
風疹 | 生 | 1 | * | |||||||||||
麻疹 | 生 | 1 | * | |||||||||||
水痘 | 生 | 1 | * | |||||||||||
流行性耳下腺炎 | 生 | 1 | * | |||||||||||
日本脳炎 | 不活化 | 1 | * | |||||||||||
破傷風 | 不活化 | 3 | * | 2回目 | 3回目 | |||||||||
子宮頸癌 | 不活化 | 2 | * | 2回目 | 15歳未満 | |||||||||
不活化 | 3 | * | 2回目 | 3回目 | 15歳以上 | |||||||||
尖圭コンジローマ | 不活化 | 3 | * | 2回目 | 3回目 | 13〜(25)歳頃 | ||||||||
B型肝炎 | 不活化 | 3 | * | 2回目 | 3回目 |
予防接種の間隔
*生ワクチン(麻疹、風疹、流行耳下腺炎、水痘など)
4週間以上あける
*不活化ワクチン(B型肝炎、肺炎球菌、インフルエンザ、子宮頸癌など)
制限なし
*mRNAワクチン(新型コロナ)
制限なし
*RSワクチン
コロナワクチンとは2週間間隔をあける必要があります。
他のワクチンは間隔を空ける必要はありません。